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キルギス大使館は東京の麻布十番駅から10分ほどの歩いた住宅街の中にあります。一軒家の中にありま
す。玄関先でインターフォンを鳴らし中に入ります。事前に電話をし、クタドゥグ・ビリグの訳者であり、キルギス関連のパンフレットや資料がほしいと伝えていたので、今日訪問した際にはスムーズに通してくれました。
大使館職員のマラット氏が対応してくださり、本の翻訳の件を伝えるとキルギスの歴史などを約1時間あまり話してくださいました。キルギス人の登場は中央アジアの中でも古くBC220 頃に古代中国の文献に出てくるそうです。しかしその歴史は遊牧生活と戦乱にあけくれた歴史でした。16世紀には、キルギスの人々は、カルムイク人(Kalmyk)に追われて現在のキルギスの南のほうに逃げました。マラット氏の先祖もBAASYZという部族の中のKASHKAという小部族に所属していたそうですが、南の方ににげたと言い伝えられているそうです。また現在キルギス人はオンカナット(右の羽)、ソラカナット(左の羽)、イチャキリキ(中央)と呼ばれる主に3つの部族から構成されているそうです。これは15世紀に成り立ったということですが、戦争をする際、右から攻める部族、左から攻める部族、中央から攻める部族というふうに分かれているとのことした。
尚、マラット氏のイメージからするとユースフ・ハース・ハージブは、いわゆるキルギス人(キルギスにルーツをもつ人)ではないとのこと。ちょうどその話を最後に、マラット氏の時間の都合で打ち切りとなってしまいましたが、大変興味深い話をお聞きすることができました。
尚、今回のお話はマラット氏は歴史の専門家ではなく、彼の考えのもと話してくださった内容ですので、異なる見解もあるかもしれません。また部族名などは、カタカナでメモしたものもありましたが、間違いもあるかもしれません。もし正確な内容が分かる方がいらっしゃいましたら、教えていただければ幸いです。